①朝起きたらすぐに伸びをしよう。
朝の伸びは、人生に新しく与えられた1日に対する、心と体のあいさつだ。
②起きたら、ベッドをきちんと整えよう。
人生への感謝と同じだ。食事と睡眠は生活の質を計る重要なバロメーターだ。
③朝の空腹時にコップ1杯の水を飲もう。
1日をさわやかに始められる。起き抜けの1杯の水は、現代の医学用語で伝えきれないほど多くの利点がある。
④就寝と起床の時間を規則的にしよう。
仕事でどうしても就寝時間が不規則になったとしても、必ず決まった時間に起床する。
この4つの習慣のような些細な行動のなかに、その人の人生のすべてが表れるからだ。
『お金は君をみている』キム・スンホ著 サンマーク出版より一部引用
世の中、新NISA制度がスタートしました。税理士 大津留廣和
「読書量」で無限の可能性が切り開ける。
読書を習慣にして、本から得られる「気づき」をきちんと実践していけば、自己成長が加速します。あなたの「自己成長」はもっともっと速くなります。今の何倍もの速さで「自己成長」できるようになります。
『読書脳』樺沢紫苑著 サンマーク出版より一部引用
成功する経営者の共通点のほとんどが読書家のように感じています。あわせて私は「読書量と収入」は比例すると思っています。米国の著名な投資家であるチャーリー・マンガーも、最高の投資のひとつは本を買うことだと書いています。何ドルかで、著者があなたのために、その本を書くに至った何年もの経験を手に入れることができるからです。まったく同感です。税理士 大津留廣和
毎年確定申告の時期を過ごし、お客様の財産内容を確認している中で、財産形成が上手くいっているタイプの人達の特性に気づきました。
お金持ちになるためには、次の3つのことが大切です。
①稼いだ金額(給料等)の範囲内で生活をする
②毎年自分の資産を整理し、価値を評価する
③残った財産を有効に投資・運用する
この内、特に②の「毎年自分の資産を整理し、価値を評価する」人達は、必ずと言って良いほど、お金持ちになっているように思われます。
もしあなたが今現在「しない人達(自分の資産を明確にしたことがない)」であっても、まだ間に合うと思います。日本の社会は長いデフレ社会が終わり、インフレ社会にやっと突入したばかりだからです。新NISA導入を急ぐ前に今大事なことは、ご自身の資産を明確に管理することを始めることです。そしてご自身の資産管理ができたなら、そこで初めて、今回の国からいただいた最高のプレゼント(新NISA制度)を利用し、「日本の国にとっても私達が生活していく上でも大切なことを行っている日本の企業」に投資していきましょう。
今後日本の株式は、個人投資家にとっても一般の人にとっても、不動産と同様に中核的な資産になっていくと思います。
私達が毎月・毎年のスパンで財産(資産)の時価総額を把握する行為を習慣化することが、財産形成においても個人の成長においても飛躍のチャンスになるでしょう。
新NISAをきっかけとして、一度法人と同じように、「個人のバランスシート」を作成することをお勧めします。
税理士 大津留廣和
「船を燃やす(Burn the ships)」とは、古い習慣ややり方に戻ることはできないという意味だ。船を燃やすということは、従来のやり方と決別するという意味だけではなかった。
それによって、任務を遂行できるようになったのだ。重要なのは後戻りできないように、退路を自ら断ったことだ。この世で私たちは肉体的、精神的、感情的、宗教的な闘いをしている。人生に大きな変化をもたらすためには、それらの闘いの根源となるものを見つけなければならない。私たちは快適で慣れ親しんだ地に戻りたがっている。自分の船を見つけて、その船を燃やす必要があるのだ。
『ミネルヴィニの勝者になるための思考法』マーク・ミネルヴィニ著 PanRolling より引用
①日本の時間当たり労働生産性は49.9ドル。OECD加盟国38か国中27位
②日本の一人当たり労働生産性は81,510ドル。OECD加盟国38か国中29位
③日本の製造業の労働生産性は92,993ドル。OECDに加盟する主要35か国中18位 (公益財団法人日本生産性本部 HPより)
労働生産性において、日本は平成2年のバブル崩壊が起こるまではアメリカについで世界2位を取っていた国であったのが、こんなに順位が落ちてしまったのかと改めて考えさせられます。しかし、この順位ばかりを意識していると、日本はダメな国に思えますが、本当にそうでしょうか?
日経平均を見ると、2023年10月4日の安値30,551.67円から2024年1月23日の高値36,984.51円まで約4か月で一気に121.3%の暴騰です。世界は何を日本に期待しているのでしょうか?
日本の特徴として、交通網の充実や交通機関の時間の正確さ、四季が楽しめること、治安の良さ、清潔感あふれる街並み、美味しい食事、漫画の充実が挙げられます。また、企業に目を向けると、自動車をはじめハイテクの分野でも優良な企業はたくさんあり、特に半導体関連においては、世界の半導体市場に占める規模感では日本のシェアは少ないものの、半導体製造装置・検査装置や半導体の材料等という点では日本の企業は世界の先端半導体市場において圧倒的な存在感のある企業(先端半導体市場において、なくてはならない企業)に成長発展していっています。
このあたり(ニッチに特化して成長発展していく)に、我々中小企業が生き残り、成長発展できるヒントがあると感じています。私達中小企業の経営者は、労働生産性を高める為に、「ポジショニング」を意識して自分たちの強みや価値がどこにあるのかを考えつづけ、その為の試行錯誤の行動をとり続けることがより大切に思えてなりません。
税理士 大津留廣和
ポジショニング:「位置(ポジション)を決める」を意味する英語です。
マーケティングの世界では、市場における競合他社との位置関係を明確にしたうえで、差別化すべきポイントを探し出し、自社の立ち位置を確かなものにすることを指します。
インフレ時代の最良の資産は、あなた自身の収益能力だ。自分自身の手腕を高め、自分自身の価値を高めようとする努力は、現実の購買能力の向上という形であなたに報いるだろう。ウォーレン・バフェットが言うとおり、あなたは自分自身をビジネスと考えるべきだ。見た目も動きもビジネスらしくはなくても、あなたは無限の収益力を持つビジネスであり、あなたの最良の資産は、あなた自身なのである。プロ野球選手であれ、誰かの助手であれ、あなたが一芸に秀でていれば、最良の資産は自分自身である。ウォーレンが信じるとおり、自分というビジネスをケアすることは、自分の健康に気をつけ、自分に良い教育を施すことにほかならない。それでこそあなたの潜在的収益力を高められるし、不況や困難の中で収益力を守る方法を見いだすことができるのだ。
『バフェットの大不況を乗り越える知恵』メアリー・バフェット他著 徳間書店より一部引用
令和6年の年頭に際し、習慣の大切さ、特に「複利の魔術」を改めて意識したいと思います。① お金 ② 人の成長 ③ 企業の成長、すべてのスタートは意識することから始まり、あとは正しい方向で習慣化し続けることで知らず知らずのうちに複利的に成長していきます。
人生のテーマは、他人と比較することではなく「自分自身が成長し続ける」ことであり、あわせて自分の人生を決めるのは、他人ではなく自分自身なのです。そしていつの時代においても経営者の役割は、長期的展望を心に抱きながら「会社の金を人間と商品と新事業に投資する」ことだと思っています。令和6年においては人生100 年時代と複利の考え方を意識し、今まで以上に人の成長(自分の成長も含め)や企業の成長に目を向けたいものです。
税理士 大津留廣和