
投資に係る思考方法は株式に限定されるものではなく、人生全般に共通した概念である。特に、われわれの人生は常に「価値と価格の交換」による「投資」決定の連続であり、これらを意識することにより、人生における選択の自由の幅は大きく広がり、生み出される価値の量と質が格段に変わるはずです。
岐路に立った時には必ず「人生における価値と価格の交換」-トレードオフで得る価値と支払う価格の比較-を迫られ、考え抜いて進む道を選択せねばなりません。
『真のバリュー投資のための企業価値分析』柳下裕紀著 一般社団法人金融財政事情研究会より一部引用
投資とは単にお金を増やすだけでなく、「限られた資源(時間・お金・労力)を価値あるものに配分する」行為です。別の言い方をすると、投資は単なるお金儲けの手段ではなく、その人の人生観や価値観を映し出す行為です。誰かの正解をなぞったり、誰かに正解を選んでもらうのではなく、自分にとっての最適解を自ら選ぶ時代になったのかもしれません。私は税理士として39 年間以上の間、様々な案件に携わらせていただいた経験を踏まえ、日本人にとって投資はどうあるべきかを追求していきたいと思っています。あわせて、
①「みんな違って、みんないい」「自分は自分」(童謡詩人の金子みすゞ氏)
②「自分のことを、この世の誰とも比べてはいけない。それは自分を侮辱する行為だ」(マイクロ・ソフトの創業者ビル・ゲイツ氏)
の言葉を噛みしめながら、これからの「人生の時間の使い方」と「金融リテラシーを少しでも上げること」を意識していきたいと思っています。
税理士 大津留廣和